Couputex Taipeiに最新の動向調査を目的に参加してきました。
ASUSのEPADなど、いわゆるホットトピックは各ニュースサイトにまとめられているので、実際に参加した実感をまとめておこうと思います。
今回のComputex Taipei 2010のトレンドは、
1. タッチUI(タブレットPC含む)
2. e-book reader
3. 3D
だったように感じました。
1. タッチUI(タブレットPC含む)
iPadの登場でネットブック系各社がスレートPC/タブレットPCを発表していましたが、会場へ行くとそれ以外の中小コンピュータメーカも同様のものを展示していました。OSはWindows 7, Windows CE, Androidとさまざま。性能差はあるにせよハードウェア差分はほとんどなく、ソフトウェア・サービスレイヤーでの差別化の重要性を痛感します。たまたま昼食時に同席した日本の大手電機メーカの方が「これからはうちもUIを重視していく」という話をしていましたが、数少ない差別化ポイントとしてはやらざるを得なくなるだろうなという印象でした。
タブレットの場合には、最初の表示画面がデスクトップという現行のメタファーを見直した方がいいのかと思いますが、iPad系(アプリへのショートカットを並べる)以外のアプローチは今のところないような気がします。
ASUS EPAD。
どこか中小メーカのAndroidタブレット。
これらPCに加え、普通のフォトフレームにタッチ機能が入っているものや、純粋にタッチソリューションのブースが多かったのも目につきました。下はマルチタッチのディスプレイでピアノ。
2. e-book reader
もうひとつのトレンドがe-book reader。タッチパネルがiPadの影響ならこちらはKindleの影響だと思いますが、モノクロディスプレイで本をよむための専用デバイスが大量に出展されていました。狙ったように白か黒のデザインで、キーボードの配置も含めKindleもどきだらけで、裏でMP3が鳴るなどの付加機能付きのものもありました。こちらもハードウェアでの差別化は全くできなくなっていることを実感します。
Kindle もどきの電子ブックリーダー。
3. 3D
昨今の3DTVブーム・3D映画ブームを反映したのか、3D関連の展示も多く見られました。nVIDIAが音頭をとっている影響も大きいようです。PCメーカ各社のブースではnVIDIAが協賛(?)した3DPCデモが大抵行われていました。
acer ブースの前でのnVIDIAのPR。
ASUSブースの前でのnVIDIAのPR。この人の英語と中国語のシームレスな切り替えはすごかったです。
また、中小のコンポーネント技術としても液晶シャッター方式の3D、いまどき懐かしい赤青メガネでの3D、裸眼立体視、3Dデジタルフォトフレーム(裸眼立体視)、その3Dフォトフレーム用の写真を取るための複眼カメラの展示などさまざまな展示がありました。
CESでも思いましたが、日本最大の家電展示会CEATECではこういうキワモノ系展示がほとんど見られないのが残念です。
PCの展示会だとアピールしにくいせいかもしれませんが、日本で話題になっているようなクラウドやグリーンITは逆にほとんど見られませんでした。
実際に行ってみると、ハードウェアの急速なコモディティ化、差別化要素としてのGUIの重要性を改めて実感しました。ただ、サービスまで含めた仕組みを作るためのハードの利用はハードルが低くなっているので、新しい仕組みを考え出せればそのアドバンテージはむしろ増してきていると思います。






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