2005年12月アーカイブ

2005年を振り替える

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年末ということで少し時間もできたので、
自分のために少しこの一年を振り返ってみることにする。

・2005年1月ー3月
部活の主将の任期を終え、研究室の活動が生活の中心になっていく。
卒業論文を書いて、アメリカに行って、卒部。大学卒業。
そして新しい生活をなす一つの構成要素として、某G社でのインターン生活を始める。今思うとあれは結構重要な決断だった。

・4月ー6月
修士1年。ひょんなことから研究室のデジタルパブリックアートプロジェクトに携わることになる。
オープンキャンパスに出したためしに作ってみたデモンストレーションが予想外に好評で、以後ここまでの研究の道筋を決めることになる。
インターンシップは初めて経験することばかりで右往左往するが、OJTは非常に有効であるということを実感する。

・7月ー9月
研究室では論文を書いたり、デモのブラッシュアップをしたりということが中心。インターン生活にもようやく慣れてきて、フォトアップローダをリリース。
学会発表を3つ。何事も経験。

・10月-12月
就職活動を含めた今後のキャリアについて思いをはせる時間が多くなる。 
人並みにセミナーに行ったり、Gの人に話を伺ったりしているうちに、
おぼろげながら自分のやりたいことが見え出す。
機会が来たらまとめようと思う。

研究室のほうではデジタルパブリックアートプロジェクトが忙しくなり、いろいろ新規展開について考える。
このネタで行けるところまで行こうという決意が固まる。

・2006年1月ー
就活も大詰めへ。
研究の内容をかなり大きな場所で展示できることになりそう。
(具体的な名前は時期が来たら公開します)

書いてみるといろいろ思い出すし、いろいろ考える。
来年の目標も立てて公開しよう。

それではよいお年を。

 スティーブ・ジョブズ 偶像復活 を読んだ.500ページを超える大作の割に結構さらさらと読めた気がする.自分はもともと翻訳本は日本語が不自然な気がしてあまり好きではないんだけど、この本はそういう抵抗がまったくなかった.訳がひょっとしたらうまいのかもしれない.

 カリスマ性とは何か、ということを考えた本だった.iPodをこれだけ普及させ、世界中に信者がいるMacを率いる人だから、相当なカリスマ性があるということは聞いていた.すごい人ができてるがゆえに、みんなついていくのかと思っていた.

 実際のスティーブ・ジョブズはもっと自己中心的で、矛盾に満ちた人らしい.特に若いころはその傾向が強かったそうだ.
 
 はっきりいって本を読んでいるだけでは、何でこんな厳しい条件やひどい扱いを受けて、エンジニアがそれでもがんばろうという気になるのかわからない場面が数多くある.やる気になることに対する説明も、エンジニア曰く「スティーブに言われるとその気になる」.ほとんど何も言っていないような気がしなくもない.

 でも実際にそう思ってがんばって仕事をした人の上に今のアップルがあるわけだから、「その気にさせる」何かがあるのだろう.どうやらそれは本を読んで頭で理解しようとしてもわからないものらしい.言われてみればスタンフォードの卒業式の講演には、確かにそういう要素があったような気がしなくもない.

一度生で話を聴いてみたいところだ.



Flashベースで、誰でも手軽にアニメーションが作れるFLIPBOOK!というサイトを発見。
実は平成17年度メディア芸術祭エンターテイメント部門大賞だったりする。
例えばこんなのが作れるみたいです。

Endless Battle

チュートリアルは特にないけど、直感的なインタフェースですぐに作れると思います。岩井先生をはじめ、ぱらぱらマンガは一部にすごいファンがいるみたいだから、そういうアート性を持った人が作るようになればwebコンテンツとして成長し、それを契機にもっと多くの人に作られるようになる気がする。
少なくともpodcastingよりは明らかに手軽。ブログよりも手軽だという人もいるかもしれない。自分でも作ってみようっていう気になるからなあ。

斜め読みBookMarklet

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Life is beatuifulで紹介されていた、はてなを利用して行うブログを斜め読みするBookMarkeletを作成してみました.作ってみてから思ったけど作った,ってほどのものでもないですね.

斜め読み

ブックマークに上記リンクをドラッグ&ドロップしてください。
後は気になるブログでクリックするだけ.
はてなブックマークでの人気エントリ順が表示されます.

Life is beautiful @東京大学

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この前のエントリで告知した中島先生の講演会(というほど大きくならなかったけど)が、無事終了した.よかった。きていただいた方どうもありがとうございました.
こういう集まりをセッティングするのは初めてだったが,結構簡単にできるものだ。
人数が少なかったせいだろうけど。

少人数であったこともあって、中島先生のざっくばらんな話が聞け、非常にためになった.
アスキー時代の話,マイクロソフト日本法人の話、windows95,98の開発の話、ベンチャーキャピタルの話、会社を設立する時の話、会社に投資をしてもらう時の話、などなど。
特に印象的だったのは
(1)Netscapeが見据えていた将来のインターネット
NetscapeはNetscape1.0をだした95年の時点で,シンクライアントとサーバによるデータの取り扱いによって計算機を利用するという、今世で言われているビジョンをすでに打ち出していたらしい.中島先生はそれを読んで感動してインターネットに目覚められたそうだ.そのドキュメントが見つけられなかったのが残念.どこかにあったら教えてほしいです.

(2)ベンチャーキャピタルからの投資のされ方
会社を設立してベンチャーに投資をしてもらうときの話.
 純粋に資金力だけで株の持ち分を決めてしまうとVCに主導権を握られてしまう.例えば,自分が1000万だして、VCに9000万だしてもらって会社を設立すると、1億円の会社ができて、自分の持ち株は10%になってしまう。
 そうではなくて、このアイディアとそれを思いついた自分には2億円の価値があるからという交渉をして,1億円の投資をしてもらって3億円の価値の会社を作り,自分の価値に見合った全体の3分の2の株を持つ,という投資をしてもらうそうだ.ひょっとしたらその筋では常識なのかもしれないけど,自分としては目から鱗が落ちた思いだった.

(3)組織には理念が必要である
同じ理念を持った組織じゃないと意識がぶれてうまくいかない,逆にしっかりした理念があれば,ちょっと失敗しても目的をしっかり持って新しいことを始められるという話.
部活をはじめ、自分の所属してきたいろいろな組織をみても非常によく当てはまると思う.

非常に充実した2時間でした.中島先生ありがとうございました.

あしあと機能の落とし穴

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ご存知の通りmixiにはあしあと機能がついていて、自分のページを訪れたユーザがわかるようになっている。
さらにmixiにはオートログイン機能があり、ブラウザに保存されているクッキーという情報を用いてユーザを識別することでオートログインを可能にしている。

最近一部で、これがアクセス解析に使えるという指摘が話題になっている。
あるサイトにmixiへのリンクを隠して貼っておくことで、オートログインしているユーザにあしあとを踏ませ、そこからユーザ名を切り出すことで個人が特定可能。
例えば下のページとか。
http://hamachiya.com/junk/mixilog.html

わかってはいたけどこうやって露骨に示されるとね。blogみたいな発信するものはともかく、自分の閲覧履歴が「簡単に」特定されるというのはさすがにきもちわるい。
今までのアクセス解析でもIPやホスト名やブラウザの記録はされていたけど、個人の特定までの手続きはかなりの面倒さを要していたからまだ救いがあった。とりあえずmixiとGREEはこまめにログアウトするようにしようと思います。

仕組みを理解してないクレーマーに食って掛かられたらどうするんだろう。
ちなみにこのページはないですよ。念のため。

自分が所属する東京大学コンテンツ創造科学産学連携教育プログラムが履修生を募集するということで、そのお知らせです.

このプログラムは、これからはコンテンツが国を支えることになるから,その基礎となる人材養成を行おうということで5年間の期間限定で行われているプログラムです.副専攻みたいなものなのかな.
普通の授業に比べて学外で実務に関わっている方のお話を聞く機会が多く,新鮮でためになるところが多くあります.また,知財やクリエィティブ系ばかりが注目されて、コンテンツの基盤技術を育てるという観点が少ない現状に、コンテンツに関わる理系の先生は危機感を持っていることがわかります.
その割には授業の内容に文系的な話が多いのが多少物足りないところではある.

刺激はあると思うので,興味のある方は説明会行ってみてください.

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コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム
平成18(2006)年度履修生募集

履修生選抜試験

出願期間 平成18(2006)年2月6日(月)から2月10日(金)
選抜試験 平成18(2006)年3月4日(土)

履修生の選抜は次の2段階によって行います
・書類選考:出願者からの提出書類をもとに選抜を行います。
・選抜試験:筆記試験及び口述試験を行います。

募集要項配付:平成17年12月20日(火)より 
配付場所:東京大学大学院情報 学環事務部学務係

コンテンツ創造科学産学連携プログラムのウェブサイトにて詳細情報および履修生募集要項の一部を閲覧することができます。
URL:http://content.iii.u-tokyo.ac.jp/

また、平成18(2006)年1月14日(土)にはCMプロデューサ中島信也氏による公開講演会および、平成18(2006)年度履修生選抜試験の概要と、提供される教育プログラムの内容に関して説明会を設けます。

開催日時:平成18(2006)年1月14日(土) 15:00〜18:30
  15:00〜16:00:公開講演会
  16:15〜18:30:平成18年度 履修生選抜試験ガイダンス
  ※ガイダンスにご参加の方は募集要項を持参ください

会場:東京大学 本郷キャンパス 赤門総合研究棟 第6教室

参加費用:無料

シンポジウム終了。

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この場で何回かアナウンスしていた第一回CREST デジタルパブリックアートシンポジウムが無事終了しました.
多くの方に参加していただいてありがとうございました.一時はどうなることかと思ったりしていましたが、少なくとも失敗ではなかったんじゃないでしょうか.

自分は例によってSuicaを利用したメディアアートにおけるインタラクションのデモをしました.先生が大義名分を講演でしゃべっているので、内容をすぐにわかってもらえて説明が楽なことこのうえなかった.しかもシンポジウムの内容が内容なだけに結構参考になるコメントもいただけ、特別講演もなかなか面白く、自分にとってはかなりためになったシンポジウムでした.

そして、はたしてこの研究は研究になるのか?という疑問と不安を持ちつつも,今度かなり大きい会場で展示させてもらえることになりました.今後二ヶ月はそのための準備に力を投入することになりそうです.しかるべきときに公表するので興味のある人はぜひ見に来てください.

しかしこの研究ネタで1年間引っ張れることになろうとは思わなかった。素で.
履歴自体を利用する応用も考えています。近日公開予定.

2006年はHMDが来る.

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CNET Japanに、Gartnerによる2006年の企業戦略に関する予測が発表されたという記事がでていました。
気になったのは以下の部分.

市場調査会社Gartnerによれば、2006年は技術に遅れず付いていくことが企業IT戦略の中核となり、新たなコンソールやヘッドセット型ディスプレイなどに予算が割かれるという。

試してみるべき最新の技術

4. 頭部に装着するタイプのディスプレイ

HMD(Head Mount Display)が来年は来るそうです.
ということはMRか?
他にならんでいる最新(はやり)の技術はわからないではないだけに、HMDがすごい浮いて見える.
VR的にはHMDはもう一段落した感があるけど世間的にはこれからなんでしょうか.
でもこれでほんとにHMDきたらおもしろいな。

mixiだけでこっそり勧めようかとも思ったんですが、研究室のNさんに発見されたこともあり、こっちでも広報します。
大募集中です。

まああきらかにmixiのほうが媒体価値は高いわけだが。

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Windows95OSの開発に中心的に携わり、アメリカで起業したベンチャー経営者である、中島聡先生の講演が行われます。

日時;12月21日(水)の午後2時〜4時
対象:東京大学情報系の大学生・大学院生
場所:東京大学本郷キャンパス インテリジェントモデリングラボラトリー (IML) 3階セミナー室
http://www.iml.u-tokyo.ac.jp/general/access.html
応募期限:12月14日(水)

中島先生はマイクロソフト日本法人にプログラマとして就職、さらにマイクロソフト本社に移られWindows95の開発に中心的に携われました。
その後同社を退職、ベンチャーキャピタルを経てご自身でベンチャー企業を設立。
現在はUIEvolution Inc. CEOでいらっしゃいます。
より詳しいプロフィールに関しましては以下のURL をご参照ください。
http://satoshi.blogs.com/about.html

中島先生のブログはこちら。
Life is beautiful
http://satoshi.blogs.com/

内容は、中島先生が「米国での起業体験談」を話すというものです。興味のある10〜20名ぐらいの人が集まるようなイメージで考えています。
1時間程お話を伺い、その後1時間ぐらいフリー・ディスカッションのような形で質疑応答の時間を設ける予定です。
席に限りがあり、また先着順ですのでお早めにお申し込みください。

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メールをいただければと思います。よろしくお願いします。

Yahoo, del.icio.usを買収

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Yahoo!がソーシャルブックマークの del.icio.usを買収したらしい。
http://www.sem-r.com/18/20051210075641.html

おそらくこういうことは日本の普通の新聞には出ないんだろう。
アメリカでは出るのだろうか。出るんだとしたらこの業界での数歩の遅れを改めて感じる。

昔を振り返る

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ちょっと機会があって、自分の過去のエントリーを振り返ってみた。
一番最初のころは、まだブログって何を書いてみればいいんだろう、という迷いのようなものがあった。ちょっと思いついたことを書いてみたり、研究の中での技術的なメモを書いてみたり。文章も今に輪をかけて書きなれていない。

それが7月8月くらいから、自分が興味を持ったりそれなりに考えたりしたことをまとまって書くようになって来た気がする。最初のころに比べたら内容や文章が多少はましになってきたのではないだろうか、と自分では思っている。

人のブログをさらさらと読むのはすごい簡単で時間もかからないけれど、実際に文章を書くと、考えの甘さや構成能力の欠如、時間が取れないことから、まとまったことはなかなかかけないのに気づく。1エントリーでページスクロールを何度も繰り返すようなブログを書いている人というのは本当にすごいと思う。

最近意識しているのはもっとオリジナルの体験からなる考えなどをまとめて書きたいと思っている。僕もおそらく人は体験できないような経験を多少しているはずで、それに対して考えをまとめて書くことは他の人の何かの役に立つかもしれないし、何より自分の思考を整理するのに役立つ。この前のコンテンツ産業論の話とかもそういう視点から書いてみたつもりである。

で、結論としてはこうやって改めて自分の視点を振り返ることで自己分析のきっかけにしようと思っているということと、ブログかいてない人はこれをよんだ機会にどうですか、ということです。

コンテンツプログラムのほうで、コンテンツ産業論という講義を受講している。
毎週コンテンツ産業系の会社の結構偉い方が、その現状や課題やちょっとした業界の内情などを語ってくれる。コンテンツプログラムは全般にアニメとゲームと映画に偏っているので、どちらかというとそれ以外の話題を扱ってくれるこの講義は、どちらかというとアニメゲーム映画以外に興味がある自分にとってはかなり興味深い。
難点を言えば、受講する人が少なくて講師の方がちょっと話しづらそうなことか。時間が中途半端だから来づらいのかもしれないけど、その他コンテンツに関する履修生の関心の程度を表しているのかもしれない。
逆に自分は映画の歴史みたいな講義には出てないからなあ。

内容は詳しくはかけないような気がするので詳細にはふれないけど、先週今週と今話題の放送と通信の融合の話を、主に放送の視点から聞かせていただいた。聞いていて感じたのは
・まだ誰も「放送と通信の融合」の具体的なイメージがかけてない
・放送の人は「マスメディアとしての放送を広告収入で行う」という既存のモデルを死守したい
ということか。
インターネットって言うよくわからない媒体がパーソナルメディアというフィールドを作ってるけど、放送はどうやってそこに乗り込んで広告を売ろうか、という思考回路のように思う。放送がパーソナルメディアとしてインターネットにかなうわけないから、そういうことを考えつつもマスメディアのよさを売る、という方が強みで戦えると思います。
放送と通信は相性いいかもしれないけど、パーソナルメディアとマスメディアという視点では対極の気がする。

20年前の20年後。

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研究室のすみに1980年ごろのものではないかと思われる「ロボット年表」を発見。


未来を予測するのはすごい難しいことなんだなということを再確認。

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