昨日のエントリは、この小規模なブログなりに結構反響があって,数名読者を増やすことに成功しました.よっしゃ.
ブログ世界を見渡しても,普通の人にウェブ進化論読むように勧めることを目的にしたエントリは珍しいような気がしています.
昨日は結構外向きに書いたのですが,自分のまとめのためにも書いておこうと思います.
ということで以下の文章の想定読者は自分なので,わかりづらかったら飛ばしてください.
世代論について思ったこと.
この本では,世代ということがかなり強調されているように思う.
自分は1981年生まれで、今年25歳になる.グーグルの創業者と比較すると,半周ぐらい下の世代ということになる.
自分がインターネットに初めて触ったのは,94年くらい,中学1年の頃だろうか.
うちの父は普通の会社員だが,結構あたらし物好きである。94年には海外生活をしていたのだが、どこからかインターネットの話を聞いてきて,電話線とノートPCをつなぎ、日本の新聞が読める,と得意げに披露していた.今思うとあれはwindows3.1+Netscapeだったのだろう。
高校生以上だったらそのすごさに興奮したのだろうが,そこまでPC少年でもなかった僕は,そのすごさというものを理解していなかった.「へー、こういう便利なものがあるんだ」というのが正直な感想だった気がする.
その後月日は流れ,普通のインタ−ネットの利用が日常に入ってきた.大学に入って初めてプログラミングに触れ(多分この業界では相当遅い方だろう.6歳とか8歳でプログラミングを始めた人もたくさんいるみたいだから),やがてオープンソースというものの存在を知る.これがおそらく2002年の後半,
梅田さんの本には,linux は「過激な少数意見だった」とあるが,自分はまたも「こういう便利なシステムがあるんだ、インターネットはすごいなあ」という、感動よりも感心で受け入れていたような気がする.
その一方で、インターネットすげーすげーと連発してたやつもいた.おそらく今の大学生や高校生で,インターネットがあること自体に感動する人は少ないだろう.自分の世代は,インターネットが空気のようにある、ということが当たり前になりつつあった最初の世代なのかもしれない.
となると、僕らの世代が初めて感動するのは何だろうということを考える.自分としては携帯(もはや電話じゃない)の常時接続化は多少の革命をもたらすと思うんだけど,量的変化なので,ブロードバンド革命程度の影響だろう.
質的変化というと、サイボーグとか,BCI(Brain Computer Interface)とかだろうか?
でもここ数年でこれらの分野が破壊的に進歩することはないだろうしなあ.
グーグルについて.
グーグルについての章は,いろいろと刺激になるところが多かったけど,一番心に残ったのは次の一節だった。
「アイデアの起案自身というのはほとんど評価されない.アイデアっていうのは当然,難しい問題を含むものだ.その問題を解決して,動く形にして初めて評価される.口だけの人はダメだな」
これからの一つの指針にしようと思った.
組織としてこの考えが徹底されているというのは本当にすごい.
就職とか,人生の決断について。
影響されたところをいちいち引用するときりがない(そしてそれをするには時間的に眠すぎる)ので省略するけど,
若いうちはものが見えすぎない方がいい.
非常に心強かったです.自分の決断の自信の源が一つ増えました.
がんばろ。