最近のITマーケティングの世界ではキャズムと並ぶ必読書(だと思う)。
前々から名前を聞いていて読みたかったのだが、やっと最近読む機会を得た。
もとがハーバードの博士論文らしく、特に前半はかなりかっちりとした論文らしく書いてある。背景、現状、仮説、事実、考察、のような。こういう本を読んだのは久しぶりだ。
大まかにまとめると、
優良企業であればあるほど、主要顧客の話を受け入れる。それがゆえに破壊的な技術を取り入れることが出来ず、破壊的技術の性能の向上にともなって新興企業に主要市場を奪われる。
ということらしい。うえの文章はかなり抜けがあるので、疑問に感じた点があれば本書を読むことをお勧めします。事例が豊富でかなり面白い。
もっとも、この手のマーケティング本はその気になれば反例もかなり出てくると思う。当然ではあるが、そもそもの成功する破壊的技術の見分け方などは明確に言及されていない。考え方のツールとして知っておいて、自分が直面している問題において、指摘されているような落とし穴に落ちていかないように気をつけるというのが一番の有効な活用法なのかなあ。
確かに、この本を読んで得た知識を持っているのと持っていないのとでは、技術(特に進歩の速い情報技術)の見方は変わってくるだろうと感じた。




ほほう。私も読んでみようかな。ところで、ジェフリームーアのライフサイクルイノベーションはもう読んだ?
私は読もうと思って買って、まだ少ししか読んでないけど、すごくいいらしいよー。
ちなみにうちのCEOはこれを読んでMSをやめる決意をしたそうですよ。
ライフサイクルイノベーションて、キャズムの人の続編かー。