先日のMac World で米Appleの携帯電話 iPhoneが発表された。新聞にも写真入りで掲載されていたので、日本でも結構認知されているのではなかろうか。詳しいスペックはこのへんを参考にしていただくことにして,思ったことをつらつらと。
さすがアップル、というのが最初の感想だった。全面マルチタッチスクリーン、safari搭載、ビジュアルボイスメールなど、斬新でかつかゆいところに手が届くユーザーインターフェース満載。MacWorldのビデオにもあったが、iPhoneを見た後だと現状出ているスマートフォンがすべてかっこ悪く見える。
(スティーブ・ジョブズのkey note は非常に面白いし英語もわかりやすいのでおすすめ。)
OSがMac OSXらしいから、いろいろな人が書いているように携帯電話というよりはモバイルMacという言い方のほうが正しいかもしれない。
だが、普通の人が買うか、ipod ほど売れるかというとそこまでは行かないのではなかろうか。ipod の場合はSonyのウォークマンが開拓した市場を乗っ取ったという形で大成功を収めたけれど、iPhoneが狙うであろうスマートフォン市場は携帯型音楽プレイヤー市場ほど大きくないのでは?
Keynoteで言及されていた気がするが自分でも調べてみたところ、世界で携帯型音楽型プレイヤーは6,000万台に対し,世界のスマートフォン市場は3,500万台くらい。だが世界で10億台という携帯電話市場を考えると、スマートフォン市場はまだまだ大きくなるであろう。ということを考慮すると,携帯電話シェアの1%=世界で1,000万台という目標は十分達成可能に思えてくる。スマートフォン市場が1億台になったときの10%。普通の人がつぎつぎと買っているというipodほど爆発的な売れはないというのは事実だが、確かに十分売り上げとしては立ちそうである。
もっとも、日本の場合は文字入力の問題から、そもそものqwerty型キーボード付スマートフォン市場が世界よりも小さい状態が続くだろう。アメリカでは中高生にqwerty型キーボード付携帯が流行っているが、日本ではキーボード付携帯というのがそもそも認知度が低い。iPhoneがアメリカと同時発売されたとしても、アメリカよりはるかに低い普及率にとどまり続けるのではないかという気がする。
逆に言うと日本で売れるようなテンキー付携帯電話、日本語入力により適した携帯電話のおもてなしの形は、iPhone以外の選択肢があるのではなかろうか。PanasonicとかSonyとかは提案してくるのだろうか。
…斬新過ぎるインタフェースゆえに目標達成できるほど売れないんじゃ、という話の予定が、テンキー携帯はどうなる?という話になってしまった。




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