2007年5月アーカイブ

Going My Way で紹介されていて、ちょっと感動したので勢いで投稿.
昔A9でamazon が似たようなものを出していたけど、それよりさらに使いやすく充実している。
A9ではもうサービスが終わっていた)

NYの五番街だとこんな感じになる。

人をマウスで動かしたり、画像上の矢印をクリックすることで移動することが可能。
画像上をドラッグすると、360度まわりをみることもできる。

研究室で10年位前に似たようなことをやっていたらしい。車にカメラを積んで全天周で写真を撮って、街自体をアーカイブするプロジェクトで、そのディスプレイシステムとあわせて多少話題になったらしい。
10年、15年で静止画で普通の人が体験できるようになるというのはすごいことだ。
次はGoogleEarthでこれが可能になって3dポリゴンと連動、とかしてくるんだろうか。

音楽保存サービス:ストレージ利用は著作権侵害 東京地裁

ネットで結構話題になった上記の判決.
社内でも話題になっていて気になったので、判決文を読んでみた.
恥ずかしながらこういった判決文をしっかりと読むのははじめての経験。

判決文というのは多かれ少なかれ判決を正当化する方に誘導するだろうから、JASRACの言い分の肩を持つ書き方が多い.が、それを差し引いても、この戦い方をしたらJASRACが勝つだろうなというのは素人目にも感じた.
「音楽データを自社のサーバで複製して、不特定多数のユーザにデータを供給し、さらにそこから利益を得ようとしている」、という言い方でこのサービスが解釈可能なことは確かだから、そこを否定するのは難しい.
一般のストレージサービスについては判決文の中でも(少なくとも存在を)認めているわけだから、
「一般のストレージサービスが行いうる著作物の私的利用のための複製の一つの形態にすぎない」っていうところで戦った方が分があるのではなかろうか.(むしろそこでしか戦えないと思う)

判決文
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070528141551.pdf

ちょっと調べたが、裁判所は法の範疇の中で現実はどこに位置するかということを判断することが原則らしい.現状と法の乖離があった時に法律改正の提言を行うような機能は特にはないようだ。

この論点だったらJASRACが勝つのは妥当だと思うけど、まだ地裁なんだしちょっと私的利用のための複製幇助の扱いに関する提言があったら世の中が少し変わったのかもしれないと感じた.

これ控訴するんだろうか.個人的には頑張ってほしいけど、弁護士は代えた方がいい気がする.

複製権
自動公衆送信権

#すくなくともひとつ言えるのは、下のような記事はちょっとあおり過ぎだということ.ブログとして影響力大きいんだから、その書き方はどうよ.

GIGAZINE
ネット上にデータを保存するサービスはすべて著作権侵害で違法です


グリー株式会社主催の第10回オープンソーステクノロジー勉強会に参加してきた.

前半のセッションはSunの藤井さんによるJava の話.
資料はやがて公開されるらしい.(GREE labsのURL?)
話が非常に多岐にわたりわかりやすく、興味深かった.さすがJava のエバンジェリスト.Rubyの話を気持ち多めにするところとか、その日の聴衆の雰囲気をしっかりつかんでいるなと感じた.
Mash Up Award でご縁があったことを覚えていてもらっていたのがちょっとありがたかった.

以下メモしたことを箇条書きで.自分用のメモなので間違っているとこもあるかもしれない.
気づいた方は指摘いただけるとうれしいです.

*Java のポリシーはシンプルでわかりやすいこと。
*Java One 2007
-Javaの開発者会議
-Java の2年後くらいのトレンドを決める/発表される場
-Networking の場でもある
-Glassfish などのからみで、オープンソースを使ってベンダーが直接サービスビジネスをする話がでてきていた

*リアルタイムJava
-処理が終わる時間をコミットするのがリアルタイムシステム.
-ウェブアプリの世界でも需要が生まれつつある。
- NASDAQ 処理が確実に時間内に終わることをコミットするサーバの導入を検討

*NetBeans 6
-最近急速に進化、拡大しているIDE
-ruby の開発環境としても悪くない

*Java もオープンソース化されました
-Javaは言語、VM,API の三本柱
-VMの上でいろいろな言語が動くことをサポートしようとしていて、そのひとつがJRuby
-JRubyには結構肩入れしている

*Java FX Script
-リッチクライアントのUIを作るスクリプト言語
-Flashの対抗馬を目指す

*NASA World Wind
-Google Earth のコア部分のJava版のようなもの
=コンポーネントになっていて開発に導入することが可能

*Phobos JavaScript でWebサーバを書こうというプロジェクト


後半はGREE CTO 藤本さんの話.
GREEが大規模システムになるまで、という話といいつつ、初期のGREEのいろいろな話が語られて、懐かしいものがあった.グリーは巷では比較的技術の会社だと思われているらしいが、これも藤本さんの功績だなと思う.

そして懇親会.
自分も社会人になったこともあり、仕事の話ということで意見交換ができるのは面白い.UIE . UIEJも業界ではそれなりに注目されているようなので、会社としても自分個人としてももっともっとアウトプットをしていかないといけないなと思った次第。

5627.jpg

天気がよかったのでサイクリングをかねてNHK技研公開へ行ってきた。
世田谷に住んでると結構な範囲を自転車圏内にできて便利。

NHK 放送技術研究所
http://www.nhk.or.jp/strl/

CNET Japan
NHKも“YouTube的見逃し需要”に対応?--「NHK技研公開」、5月24日開幕へ
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20349336,00.htm

日曜日で天気がよくて最終日ということもあり、家族連れがかなり多かった。日本の技術リテラシーも捨てたものではない。
NHKが押したいのはハイビジョンを超えたスーバーハイビジョンシステムらしく、入ってすぐのところに3300万画素のものが展示してあった。フル解像度で有馬記念の放映もしていたのだが、観衆の動きがものすごい鮮明。あの解像度で映画を見るというのは新しい体験になりうるかも。

仕事柄気になったのは、アーカイブスオンデマンドサービスと、立体テレビ。
前者は技術的なアピールというよりNHKもコンテンツのネット配信を始めますという話。民放に遅ればせながらもやっと法体系が整ってNHKでもサービスができるようになったらしい。とはいうもののあくまで有料でデータのダウンロード/ストリーミングを可能にしますということなので、そのままでは売れないだろうなあ。

立体テレビの方はIP(インテグラルフォトグラフィ)が基本原理となっているもの。がんばっているのはわかるけどまだまだ研究段階で、専門外の人が見るとこんなものかと思ってしまうレベルだった.素人考えだと視点変化と焦点に対応するのが非常に難しいと思うんだけど、ひたすらな質的向上で対処できるんだろうか.

日本の放送技術の最高峰、すなわち世界での指折りのレベルの高さの研究成果ということでなかなか面白かった.
ここで実用化のめどが立つと各種電機メーカーと協力して製品となるそうな.
こういう点ではNHKは明らかに民放と一線を画しているし、これをみたら受信料も払っていいという気になる人もいるかも知れない.

icc online チャンネルICC
http://www.ntticc.or.jp/Communication/Podcast/index_j.html

公開期間:2007年5月18日より2008年3月31日

自分がまともにしゃべっているのを聴くというのは恥ずかしいというかなかなか興味深い。

展示自体も来年3月末までやってます。
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/Openspace2007/index_j.html

関連エントリ
iccで展示をします(1年間!)

no3215.com は、GPS付き携帯電話から得られる現在地に近い居酒屋、レストラン、飲食店などをホットペッパー.jpなどのデータから検索し、地図情報とともに一覧を表示する携帯電話専用サイトです。
ぐるなびWebサービスの公開に伴い、no3215.com でもぐるなびの情報検索に対応しました.
二次会などの急なお店探しにぜひご利用ください.
呼び込みの人が立っていない繁華街では、特に威力を発揮します.
QRコード
qrcode.gif

対応機種はDoCoMo とauのGPS付き携帯電話ですが、近々ソフトバンクにも対応予定です.

開発の際に気づいたことを少々.
ぐるなびのAPIはホットペッパーのAPIとは異なり、電話番号もレスポンスXMLから取得できます.その一方でそれぞれのデータ自体にホットペッパーに比べると揺らぎがあるので、その対応が必要になるかもしれません.
(店によっては予算欄が空白だったり、電話番号の部分にも日本語が含まれていたりする)
また、POSTする位置情報が日本測地系・分秒十進式で固定されているので、注意が必要です.
対応として自分はGPSで得られる世界測地系での緯度経度情報を日本測地系へ変換して利用することにしたのですが、その際には下のサイトが参考になりました.ご参考まで.


http://blog.yamamaya.com/archives/254438.html

サブタイトルにもある通り、脳と心の本.認知科学の本なのか、心理学の本なのか、あるいはユーザインタフェースの本なのか、そういう区別がどうでもよくなるくらい面白い.
簡単な実験を通して脳の存在というものを意識して、それが脳科学的な側面からはどのように解釈されているのかということが100個の"Hack"として語られている.扱う内容も動物的な視覚、注意にはじまり、推論、記憶、他者との関係性までと非常に幅広い。中には知っていることで普段の社会生活がすこし過ごしやすくなるようなhackもある.

実験が簡単に体験できるようなwebサイトも用意されている。
単なる点の集合を人間として認知してしまう(#77)などは見ただけでわかるので、本書を読んでみるきっかけになるかもしれない(下のリンク).

http://www.biomotionlab.ca/Demos/BMLwalker.html


理性では説明できない反応を脳がしてしまっていることに気づき、さらにその「理性では判断できない」ということを判断しているのも脳であって、そうすると自分の意志というのはどこにあるのだろうか、というようなことを考えずにはいられなくなる.「脳が自分の意志とは無関係に機能する」ということにすこしでも興味を持つなら、読んでおいて損はない本だと思う.


GPS付き携帯電話を利用することにより、近くの居酒屋/レストラン/喫茶店が検索できる no3215.com(のみにいこうドットコム)に、TULLY'S COFFEE のデータを追加しました.
スターバックス・コーヒーに続く喫茶店店舗データです.
ぜひ使ってみてください.
バグ報告も大募集.

QRコード
qrcode.gif

昨日二次会の店探しに改めてこのサービスを使う機会があったけれど、我ながら本当に便利です.

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