CEATEC 2007

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日本最大級のITイベントであるCEATECが、今週の土曜日まで幕張メッセで開かれている.いわゆる展示会で、ここで各社の最新技術や新商品が発表されることも多い.業界に身を置くものとして最新の動向を体験しておくために、先日はるばる行ってきた.

前々から話にでていて、自分でも見ておきたいと思っていたのがSonyの有機EL テレビ.















大きさは11型とテレビとしては非常に小さく、かつ販売予定価格は20万で、ただのテレビとしては割あわない.だがその薄さと色彩の鮮やかさは一見の価値ありだと思う.厚さわずか3mm、黒が完全な黒として表示されるが故の圧倒的なコントラスト.知識として聞いた時は買うわけがないと思ったけれど、実際見てみるとこれは買ってしまう人はいるだろうと自然に思えてしまう新鮮な魅力があった.

東芝のブースではジェスチャをテレビのリモコンとして利用する技術の参考展示を行っていた.

一般人の動きにリアルタイムで追従させるデモレベルになっていたことは興味深いが、この手のジェスチャインタフェース系は作用と動作の対応が恣意的で、直感的ではないのが気になってしまう.

研究室でお世話になった研究員の人がいたのが総務省の情報大航海プロジェクト.
昨年日の丸グーグルという話で話題になっていたプロジェクトだが、正面から検索エンジンで戦うのは無理だということを悟ってしまったのか、今年は映像/画像の検索インタフェースと、過去の検索履歴を使ったライフログ系の話が多かったように思う.
生活や行動履歴を利用するというアプローチは研究の専門にかなり近いこともあって注意深くアンテナを張っているのだが、未だにキラーアプリがでてこない.体験の記録を利用するという分野については、DoCoMo、KDDIという携帯キャリアからも研究ベースのアプリケーションが展示されていた.

前々から言われていることだけれど、モノはどんどん高性能になっていくんだけれど、それをどういう風に使えばいいのか、どういうサービス、おもてなしにつなげられるのか、という意志みたいなものがより必要とされていることを改めて思う.
先日大学で集中講義を受けたのだが、その中で「今までの技術はニーズとシーズ志向でやってきた.これからはどういう形のサービス、生活にしていきたいのかという意志が重要になる」という趣旨(だと自分は理解した)の話を思い出さずにはいられなかった.

SonyのRollyは、そういう意志、試みという点では悪くないと思っている.そんなに売れないだろうし、自分でも買わないけど.


土曜までなので、興味のある方は行ってみるといろいろ面白いと思うよ.遠いけど.

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このページは、kotaroが2007年10月 6日 02:57に書いたブログ記事です。

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