2008年1月アーカイブ

その他、今回の出張で行ったLas Vegas とSeattleの写真をいろいろ掲載しておきます。

会場の一つとなったホテル。Bill Gates のKeynoteもここで行われた。


Las Vegas のホテルの前では、無料で15分くらいのショーをやっていたりする。


さりげなくエッフェル塔があったりする。
いわゆるカジノ。各ホテルにカジノが付属していて、24時間常に同じ風景が広がっている。時間感覚を忘れること請け合い。

ホテルはいまもぞくぞくと建設中。


NewYork NewYork という、NewYorkを模したホテル。

こちらは別のホテルの廊下。入口から目的地のパーティ会場に至るまで15分くらい歩いた気がする。
基本的に建物がでかい。


本社@Seattleにも寄ってきました。
顔合わせとか情報交換とかいろいろ。


来週から通常業務に戻ります。





大手を一通り見終わったので、3日目は自分として最終日だったこともあり、会社名にこだわらず目にとまったものについて説明を聞くことにした。仕事がらSTB(Set Top Box/テレビにつなげる箱)の話を重点的に。

HMD(Head Mount Display)の実演をしていたmyvu.


$199ですでに発売中とか。つけてみた感想としては、眼鏡をはずすと映像が遠くて見えない。

LogitechのBluetoothを利用した、Qwertyキーボード付きリモコン diNovo Mini。手のひらサイズでQwertyが入力できるリモコンはありそうでなかった。

Windows Media Server (およびExtender)はかなり普及しているようで、Microsoft以外のブースでも多くみられた。
日本で使っている人はShunmさんくらいしか知らないのだが、家のコンテンツをテレビをモニタにして一元管理できるというのは実際に使っているところをみるとかなり良い。CESで大量にみていると、日本にないのが逆に不思議になってくる。


おなじくLogitechのHarmony One.こちらはカラーのタッチスクリーン付きリモコン。HDTV,DVD,ステレオなど複数機器に対応。リモコンも今後はこのくらい気合いを入れて作ってほしい。

DivXのブースで展示されていたSTB。PCやインターネットのコンテンツをテレビで視聴するためのIPベースの箱。PCの方にクライアントソフトを入れて、DivX形式に変更してから利用するらしい。そこが売りらしく、ビデオの扱いがやたらはやくて快適。
また、インターネット上のコンテンツを利用しやすくするために、ユーザがPluginを書くことも可能。
くわしくはこちら

Vonage.英語圏でビジネスをしているVoIPの電話屋さん。なぜかサングラスをくれた。


NOKIAのVideo Streaming 機能つき携帯電話。YouTubeなどの動画投稿サイトから定期的に動画のリストが配信され、そのなかから動画を選ぶと携帯電話上でStreamingで配信される。RealPlayerがViewerとして使われていた。
型番を見てくるのを忘れてしまった...。
ThomsonのIPTV STB. 裏番組の一覧をPicture in Picture で見られる機能があったりしてかなり作り込まれていた。
Thomsonというのはフランスの会社らしいが、不勉強で今回初めて知った。


moxi. ここもSTBだとか、DVRだとかを作っている会社。
UIはなかなかできがいいので、ちょっと調べてみたところこんな記事もあった。業界ではそれなりに有名なようだ。

Motorola ブースにあった、Microsoft Mediaroom 対応のSTB.サービスでは各ユーザの視聴履歴をサーバで収集し、おすすめの番組リストを提供するということがすでに行われているらしい。


こちらはSamsungのSTB.見ている番組情報からキーワードを取り出し、関連するサイトやニュースをそのままテレビのブラウザでみることができる。これも型番を控えてくるべきであった。

いろんな会社が一堂に会している中でいろいろとみていると、業界の健全な切磋琢磨と、多産多死によるイノベーションが起きているように感じた。
STBやリモコンについては、すでに日本よりもはるかにいろいろなものが試みられているし、サービスのレベルも高い。
携帯についてもYouTube連携だとか、ビデオを持ち出せるようにするだとか、カーナビとの連携だとか、いろいろなサービスがすでに商用で試みられていた。携帯自体の機能やSpecは日本の方がまだ上かもしれないが、サービスとの連携では分野によっては遅れだしているところもある気がした。パラダイス鎖国とかいう言葉もあるが、下手するとパラダイスではなく遅れているだけになるんじゃなかろうか。

いろいろ刺激があり非常に勉強になったが、この業界でもっともホットであるアップルと任天堂がいないのが非常に残念。
Mac World には来年あたりいってみようかと思う。チケットが高いんだよな...。

2日目のスタートはComcast CEOによるKeynoteから。Comcastとは全米最大のケーブルテレビ会社であり、かつISPであり、全米4位の携帯電話事業会社である。

Keynoteが動画になってアップロードされているので、詳細についてはそちらをどうぞ。しゃべったことがそのまま起こされているテキストも併せておいてあるので、英語の勉強にもいいかもしれない。

以下、気になったキーワードについて。

  • tru2way.
新しいApplication Platformであり、対応している機器を利用することでインタラクティブなアプリケーションをユーザがすぐに体験できるようになる。JavaベースのOpen API を持ち、開発者は一度アプリケーションを書くだけですべての対応機器で利用できるようになる。

Fancast
予告編の視聴、お気に入りに追加した情報の編集、映画館情報などを含めたコンテンツの横断検索など、テレビ、映画、オンライン、DVDといったメディアを問わずない映像コンテンツのポータルとして利用できるウェブアプリケーション。
今年中には家庭にあるDVR(Digital Video Recorder)をPCから録画などの操作を可能にしたりすることを予定している。

会社にあまりなじみがなかったためにあまり期待していなかったのだが、想像以上に面白かった。
メモをいろいろとったせいで写真が少ないのはその表れ。

午後はいろいろ大手のブースを見て回った。

Microsoft Auto.Zune やWindows Mobile の携帯の情報が車載機器と同期して利用できるSyncというサービスについての展示。


NOKIA.

SHARP.

東芝。

NBC Universal. USBメモリをさすだけでコンテンツの予告編が自動的にUSBにダウンロードされるというデモを行っていたが、その中の土産として2GBのメモリをただで配っていた。太っ腹。

SONY.


有機ELディスプレイの27型が参考として展示されていた。

CNET Buzz Out Loudの生収録を行っていた。
ずっと聞いているPodCastで、かつ看板娘の Veronica Belmont が特別ゲストでかなり嬉しい。



ちなみにCESの雰囲気はこんな感じ。とにかく広くて、会場を縦方向に歩くと15分くらい、短いほうでも10分くらいはかかる。それが直線距離なので、ブースを見て回ると3日でも足りない。
人種もかなり多様だが、アジア人だと中国が圧倒的に多い。日本と比べて女性や若い兄ちゃんの割合が高いのも特徴。



3日目に続きます。

初日の午後はまず、Yahoo!のCEOによるSuper Sessionを聴く。US Yahoo!はモバイルにかなり力を入れているようで、今回は講演もブースもモバイルが大半だった。

CEOによるセッション。
Yahoo!ブースの様子。飲み物がタダでもらえた。


モバイルのひとつのメインはブラウザベースでYahoo!を見ることができ、それによって自分専用ポータルができるというもの。ここから確認できる。ブラウザだからHTMLによって機種依存なくサービスを展開できるというのが売りだった。
逆に言うとまだHTMLに対するブラウザ間の差分を気にするレベルには達していないわけで、この点は日本の方が進んでいる。こちらのtarget もsmartphoneやかなりの上位機種を想定していて、まだブラウザの普及は日本ほどはすすんでいない模様。
JavaアプリベースのYahoo ! Go 3.0 のPRも併せて行われていた。こちらは近日中にSDKが公開され、ユーザによるwidget 追加が可能になるそうな。

ブース内部の様子。
Panasoicのブースには、KeynoteでのPRもあって多くの人が詰めかけていた。


Keynoteのところではさらっと話にでいただけだった、無線LAN対応Lumix.

GoogleのPicasaと連携しており、撮影した写真をワンタッチでPicasaにアップロードすることができる。
Lumix自体にソフトウェアキーボードを搭載し、Googleアカウントを入力することでユーザ認証を行う。無線はT-Mobileとの協業でキャンペーンを張り、T-Mobileのアクセスポイントは無料で自動的に利用できるとのこと。アップロードまでの一連の流れがPCなしで行えるようになっている。
USでは4月から発売開始だが、日本での展開は今のところ発表できるものはないとのこと。


Microsoftのブースはかなり広く、Keynoteで発表されていたものをはじめとする展示がおこなわれていた。


Zune.当たり前だがGigaBeatっぽい。iPodに比較するといろいろなことができるが、それゆえにメニューが分かりにくくなっている感はある。実際に動いているところは見られなかったが、話には聞いていたZune同士での通信は、写真などを送りあえるようで周りにたくさんユーザがいると楽しいかもしれない。

KeynoteではZune Social という、iTunesにSNSのような機能を追加したようなポータルの説明も行われていた。もっとも、実際のユーザの中でどのくらい普及しているのかはよくわからない。


Surface.説明員の人によって、何種類かのデモが繰り返し行われていた。
まだ普通の人が手軽に触れるほど安定していないのかもしれない。
日本人の女の子が、「何この綺麗なテーブルー」といってはしゃいでいたのにちょっと萎えた。











初日最初のイベントは、PanasonicのKeynote。例によって発表内容についてはこのへんに詳しく出ているのであまりふれない。

坂本氏登場。
講演全体を通じ、役者を使った演出やちょっとしたジョークが周到に用意されていて、かなりの練習があった上での講演という印象を受けた。

環境への取り組みについての発表。


薄型プラズマの発表。

Panasonicブースにおける実際の展示はこのようなものだった。

続いて150インチプラズマの発表。客席からはどよめき。前回の103インチは、全世界で3000台売れたらしい。多いとも言えるし少ないともいえる。

ブースでの展示はこんな感じ。
US最大のCATV会社、Comcastと提携したAnyPlayの発表。


YouTube・Picasaと連携したViIERAについての発表。YouTubeの方は多少デモがあったが、Picasaの方は話だけだった気がする。北米では今年の春以降に発売開始とか。

あとは写真を撮り忘れてしまったが、ケーブルを必要としないWirelessHDに対応した製品の発表など。

YouTube,Picasaといったすでにあるwebサービスと正式に連携したテレビというのは自分の知る限りではなく、かなりの新機軸だと思う。薄い、きれい、大きい、というだけではもう差別化が図れないということに対する一つの回答となるのだろう。

その一方で思い返してみればテレビの話がほとんどで、モバイルという話は全く出てこなかった。USでのPana携帯は存在感が全くないだろうとはいえ、家電の未来を語るには外せないと思うのだが...。

日本人はプレゼンが下手だという話があるが、今回の講演ではまったくそんなことを感じさせず、新しい発表が多く、話も丁寧で、非常に内容がありかつ盛り上がったKeynoteだったと思う。

CESに参加し、最初のイベントとしてBill Gates のKeyNote スピーチを聞いてきた。
どんな話が出たかなどはすでにいろいろと話が出ているので(たとえばここ)、行って初めてわかる一般参加者が講演会場に至るまでの道筋と、講演に対する自分なりの感想を書いておこうと思う。


講演での席確保までの流れ

一般参加者がBill Gatesの講演を聞くのは基本的に先着順なのだが、今年の場合まずは席を確保するためのリストバンドを獲得する必要がある。配布は2時開始なのだが、それまで表立ってならぶことはできないというルール。配布場所らしき部屋の前でうろうろする人が1時過ぎから続出した。

こんな看板が立っている。

2時数分前に開場。殺到する人々。

下手な体育館よりも大きな部屋がまるまる、リストバンド待ちの行列で埋まる。

ようやくゲット。この時点で午後3時。

この段階で席は確保できたのだが、どこに座れるかどうかというのはまた別の話。
したがって今度は席取りのための行列が発生していた。

会場は5階で、行列は3階にまで及ぶ。開場して列が動き出したのは5時。

ようやく会場到着。ここで17時半。講演開始は18時半なので、さらに1時間席で待つ。

ついにビルゲイツ登場。
と、ただで見るためにはそれなりの努力が必要とされる講演だった。
もっとも終わってみれば、席取りについてはそこまで頑張って並ばなくても良かったかもしれない。いい席はプレスと有料パスの人で埋まり、無料だと最初の一部以外はあまり大差がなさそうだった。

講演雑感

-Silverlight
-Zune
-Surface
-XBox360

などについては比較的印象が薄かったのだが、Microsoftの重要視しているポイント「HD Anywhere」「接続性」「ユーザーインタフェース」と重ね合わせると、自分の想像していたものよりもはるかに力を入れていることが伝わってきた。
テレビに対しても、XBox360をSTBとして利用するシステム、Mediaroomというサービス、ホームサーバとしてのMedia Serverなどを次々と投入している。携帯電話に対してもWindows Mobile をプラットフォームとして音声認識検索技術を導入したりしており、自動車に対してはSyncという携帯電話機や携帯型音楽プレーヤーなどとの接続を可能にする車内情報通信/エンターテインメント・システムを開発している。

勉強不足といわれてしまえばそれまでかもしれないが、自分の想像していたよりはるかにサービスやハードウェアとの連携をすすめていたというのが率直な感想だった。MSKKのSIer的なイメージとはまったく異なる。この手広さと手堅さはAppleとは比べ物にならず、なんだかんだいって帝国支配はまだまだ続いていくのだろうと感じた。

Keynoteは
http://www.microsoft.com/events/executives/billgates.mspx

で見られます。
デジタル全く興味なくても、10:00-17:45は楽しめるはず。


@Las Vegas

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CESに参加するためにLas Vegasに来ています。
仕事の一環としていろいろとレポートを上げていく予定です。

Las Vegas は空港の待ち受けロビーからスロットマシンが並んでいました。



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